Off the record

すきなもののこと

ここはレッスンの話をしない場所です。フッターの小さなリンクからしか来られないようにしてあります。見つけてくださってありがとうございます。

神社に並ぶ狐の土人形

小さいものを集めてしまう

旅先で、手のひらに乗るものをつい買ってしまいます。豆皿、郷土玩具、駅で配っているスタンプ帳。ロゴに猫とおにぎりとだるまと折り鶴が入っているのも、たぶんこの癖のせいです。ポケットに入るくらいの大きさのものが、いちばん長く手元に残る気がしています。

写真は、ある神社の階段にずらりと並んでいた狐の土人形です。ひとつずつ表情が違って、しばらく動けませんでした。同じ型から作られているのに、全部ちがう。日本語の言い方も、こういうところがあると思っています。

 

歩くこと

目的地を決めずに、知らない駅で降りて歩くのが好きです。商店街の貼り紙や、家の前の植木鉢を見ていると、その町の人がどんなふうに暮らしているかが少し分かる気がします。教科書に出てこない日本語は、だいたいこういう場所で拾っています。

 

言葉のこと

辞書を読むのが好きです。同じ意味に見える言葉が、なぜ別々に残っているのかを考えると、その言葉を使ってきた人たちの都合が見えてきます。言葉は誰かが作ったルールではなく、たくさんの人の都合が積み重なってできた形です。だから覚えにくいし、だからおもしろいのだと思います。

分かり合えないことの多くは、言い方のずれから始まります。それが少しでも減ったらいいなと、日々思いながら教えています。